9月19日にさいたまスーパーアリーナで開催される、
「RIZIN.30」について、今回は素人ながら筆者が勝敗考察をしてみようと思います。

考察する試合はメインイベントの

　朝倉　海　VS　アラン・ヒロ・ヤマニハ

先日、朝倉兄弟の兄、未来選手がクレベル選手に敗れ、
今回は弟の海選手がボンサイに挑み、兄の敵討ちを狙うという、
とてもストーリのある試合です。

しかしながらヤマニハ選手は、ボンサイ柔術の所属ではあるものの、
フィジカルが強く、打撃が上手い選手です。

対する海選手は、兄未来選手と同じストライカーではあるものの、
ボクシングをベースとした打撃であり、スピードが速い。

序盤は打撃がメインの攻防となることが予想されますが、
筆者的勝敗のポイントは、早期決着ならば海選手。
ラウンド後半までもつれ込み、テイクダウン出来ればヤマニハ選手と予想します。

海選手は相当スピードが速い為、タックルは切られるでしょうし、
ヤマニハ選手の眼が慣れないうちは、パンチ被弾は避けられないと思います。

試合がもつれ、ヤマニハ選手が海選手の作戦とスピードに慣れてくると、
スタミナ、フィジカルを発揮していき、テイクダウンに成功すると、
一本もしくはパインドアウトの可能性はぐっと上がることでしょう。

おおよそは海選手の打撃により、早期決着が濃厚だとは思いますが、
ボンサイ柔術陣営には秘策があるようで、とても不気味です。

メインイベントにふさわしい、素晴らしい試合になる事は間違いないので、
当日は筆者も刮目したいと思います。

もう一試合、サブメインの試合で、

　井上　直樹　VS　金太郎

こちらもとても楽しみな一戦です。

全局面で圧倒的な技術のある井上選手に、バンタム級フィジカルNO.1の金太郎選手。

寝かされると金太郎選手は厳しいのではないかと思いますが、
パワーのある打撃が一発当たった時は、金太郎選手が押し切るのではないかと思います。

井上選手が封殺するのでしょうか、金太郎選手がガチャガチャに引っ掻き回し、
重い一撃を当てるのでしょうか。

読めないですが、筆者は井上選手の最も苦手なタイプは、
金太郎選手のようなフィジカルパワーがあり、
パンチを振り回し前に出てきて、レスリングの強い選手だと思っておりますので、
金太郎選手のKO勝ちを予想致します。

井上選手は海選手との試合を観たい気持ちもありますけどね。

いよいよ今週末に迫ったRIZIN.30、一緒に楽しみましょう。

2021年9月17日